【スマブラSP】リトルマックで3年弱ぶりにVIPに戻ってきた話
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— まるがりぃ (@marug_ary) 2019年1月18日
時は流れ2年と11ヶ月…
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— まるがりぃ (@marug_ary) 2021年12月25日
リトルマックで無事再びVIPに行くことができました。心が折れてフレンド戦以外をめっきりやらなくなってしまった期間が1年以上あるので実際頑張ったのはここ2,3週間の話ではあるのですが……
というわけで今回は
- リトルマックでVIPに行きたい
- 現状VIP到達キャラが居ない or 居るけどメインキャラくらいなのでサブでマックを使いたい
- VIP手前くらいで勝てる立ち回りを知りたい
という人向けの解説を書いていこうと思います。既に複数のキャラクターでVIPに到達している方、貴女は多分オンライン野良での勝ち方を既に心得ている方と思われますので試行回数を積めば難なくVIPにはいけるでしょう。今回はそれよりももう少し戦闘力低めの方々へ向けた記事となっています。
尚、この後記述しますがルール設定など人によっては快く思わない箇所もあると思います(具体的には2ストでやっていくという点です)。個人的には不正ではなくゲームの仕様に則った範囲であることから問題無いと思っていますが、怒りたい方は怒ってください。頑張って怒られます。
はじめに
優先ルールを以下に設定します
- 2ストック
- 小戦場
- 6:00
- その他は基本的なタイマンルール(アイテム、チャー切り等無し)
ストックについて
2ストックと3ストックの大きな違いは逆転要素、人読み要素の比重ですね。3ストであれば序盤に擦られた戦法を学習して(その場で対策を考えて)逆転したりすることもよくあると思います。一方で2ストは人読みのための時間が十分に設けられなかったり、事故で勝敗が決してしまうような、いわゆるまぐれ勝ちの頻度も増えます。勿論逆もまた然り。リトルマックはKOという逆転要素があるため3ストでも良いのですが、相手に癖がバレて復帰阻止や差し返しを簡単にされてしまうことを考えて2ストでさっさと試合を回すのが個人的には良いと思いました。キャラ相性で非常に辛いカードも多いので、逆転を狙うよりは次の試合に気持ちを切り替えて時短する方が効率が良かったように思えます。
なので基本的には1戦抜けを前提として戦います。負けて悔しい! もう1戦! などは強くなるためには重要ですが戦闘力を上げる為にはあまり持たない方が良い感情です。私はカンジョウナクナール錠を1日3回、食後に3錠服用することでこの感情を捨てました。
小戦場について
え、リトルマックといえば終点最強じゃないの? と思う方も多いと思いますが、個人的には小戦場の方が強いです。理由としては…
- 着地狩りに拒否の選択肢が台によって増える
- 同様に上Bをスカった際の逃げ場所も増える
- 上スマッシュ、KOパンチが台下から台上に届く
- 飛び道具を避ける場所が増える
- 野良は終点を好む人が多い(小戦場に慣れていない)
などがあります。着地狩り云々は相手にも同様に言えることなので一概にメリットだけとは言えないのですが、最後の理由とトータルで加味するとアドバンテージを取れると考えています。そう、野良のVIP手前の人たちは本当に終点を好むんですよね。なので
> 上スマッシュ、KOパンチが台下から台上に届く
これを知らない相手が多く、分からん殺しができてしまいます。邪道ではあるけど、まあ小戦場拒否ってるのが悪いし……という感じですね。逆に相手の優先ルールを引かれても大抵は終点なのでまあ不利になることはありません。両対応できるのがベストですね。戦場は知りません。
6:00について
特に理由は無いです。多分サドンは不利なので時間は余裕を持たせましょう。
どんな立ち回りをしてきたか
このへんの詳細は基本的なリトルマック上位勢の解説動画を見た方が早いので基本は省略します。特にここは大事だった、ここは自己流だったかなというところだけピックアップして書きます。
横強
横強です。これが一番擦り技だと思います。
トルマクはスマッシュぱなしとけ系の意見は「擦りが上手い人」の意見なんですよね。闇雲に連打していても当たりません。なので発生後隙がもうちょっと短い横強です。
自分はCステ強攻撃にしていつでも横強を出せるようにしています。崖上がりもその場上がりなんてしてくる輩には大体これでなんとかなります。滑り横強も差し合いに重宝します。2ストなら不意打ちでなんとかなります。ずるいですね。
他の方も解説動画で言っているように、2発の内1発だけ当たるくらいでもいいので先端で擦る意識をすると反撃を取られにくくなります。横強擦ってまた横強、横強したら反対側にダッシュで逃げるなどしてダメージを稼ぎましょう。
横スマ下シフト→下強→ジョルト
王道コンボだと思います。とにかく相手のダウンを下強で追撃しましょう。ぶっちゃけダウン見なくても下強しておきましょう。そんなにリスク無いです。80%より前とかだとスマッシュ全部下シフトでもいいくらいですね。ガードさせてもシールドが削れて相手がガードを貼り辛くなるので当たらなくても展開が良くなります。アーマーについてはあまり意識してませんが、この攻撃はアーマーでスマッシュ通るなど覚えた方が強そうですね。まあVIP到達には要らないと思います。
崖ジョルト
崖の内側から復帰しようとする相手に対してジョルトからの崖つかみをして復帰阻止をする方法です。ジョルトの判定が強いのでこれが案外刺さります。フォックスなんかに有効なのでフォックス来たら練習台にしてみましょう。向こうもこっちのこと何らかの練習台にしているはずなので。
ガーキャンを狙う
リトルマックはガードから解除硬直無しで
- 上B
- 上スマッシュ
が使えます(空Nとかもそうだっけ?)
密着して攻撃してきた相手への反撃として使いましょう。
自分の前にいて、且つそこそこ隙のデカい技を撃ってきた相手の反撃にはガーキャン上スマ。自分の前後どっちか分からないけどめちゃくちゃ近い相手にはガーキャン上Bのような使い分けです。
ガーキャン上Bはスカった際のリスクがクソデカいですが、小戦場の台を利用して降りたり降りなかったりの読み合いにしてリスクを軽減させましょう。
ジャスガを狙う
オンラインではあまりやらない方がいいと上位勢からは言われている行動です。私はオフラインで友人とやる機会がめっきり減ってジャスガのタイミングが完全にオンラインンに調教されてしまったのでよくやります。苦手な差し合い強い系キャラへの差し返しがこれでなんとかなる場合が多いです。
うまくいった例その①。ぶっちゃけこの試合はラグがひどかったのでその遅延を利用してジャスガKOしました。いいことなのかわるいことなのか……
その②。ホムヒカは本当に辛いですが、ヒカリが横Bで復帰しようとしてきたときは反撃のチャンスだと思いましょう。これで1スト持っていけます。それはそうとちゃんと地上受け身を取りなさい。何か後半めちゃくちゃ下手ですがこんなんでもVIP行けますという証明として。
下強→何もしない→KO
あまり教えたくないワザップです。
VIP手前の人は下強KOを恐れて空中回避を連打する人がかなりの割合でいます。なのであえて下強後に棒立ちして回避を見ます。その後Bを押すと試合が終わります。意外と刺さるし、刺さらなくてもKOを温存できることが多いのでやってみるといいかもしれません。ところで下強KOの確定はデカキャラ限定?なのでしょうか。あんまり知りません。
相手の擦りは無視する。リターン取ろうとしない
↑のパルテナがまさにそうなのですが、たまにリトルマックというキャラへの憎しみが肥大化する余り空前や空後をひたすら擦ってスーパーオンラインマンと化す相手がいます。これは実は相手による「どうぞお茶でも」のサインですので、お茶でも啜りましょう。
絶対に近づいて反撃を取ろうと思わない方が良いです。同様に飛び道具をひたすら撒く相手も居ると思いますが、これは実は相手による「どうぞ歩きガード、ダッシュキャンセルガードの練習でもしてください」の意思表示なので、歩きガード、ダッシュキャンセルガードの練習でもしましょう。ちなみに近づいても明確な隙が見えるまでは反撃しないで、ジャンプや回避を織り交ぜて相手が動くのを待つのが個人的なオススメです。正直メンタルとの闘いですね…。
自分の中でまだできていない点
VIPに到達してもやはりまだまだ自分の下手な点がたくさん見つかります。いくつか挙げてみようと思います。
復帰
これに尽きますね。
- 復帰ルートのパターンを増やす
- 横B、ジャンプの使用タイミングを見極める
- 上Bが届くギリギリを把握しておく
- 上から復帰、下から復帰を織り交ぜる
- カウンター復帰をたまに混ぜて相手を動揺させる
などを試しましたが、まだまだ復帰ミスが多いです。具体的には
- 崖受け身を取っても外側に移動してしまい結局落ちる
- 一番距離を稼げる復帰方法がよく分かってない
- ジョーカーの下ガンなど、その場で止められる系の技を喰らった後に上B再入力を忘れて落ちる
なんかがしょーもない死因として非常に多かったと思います。ちなみに対ジョーカーの勝率は多分ほぼ0%だったと思います。助けて…
ダウン連
実践で使ったことが一度もありません。大して難しいものではないはずなのですが、どうしても脳が下強を優先してしまっていてダウン連という発想に至りません。ここは上位プレイヤーの動画を見てもっと研究したいと思います。
キャラ対策
ジョーカーもそうですが、苦手キャラへの対策をせずに試合数を回してどうにかするというスマブラ上手くならない応急処置でVIPに上がってしまいました。何とかしないとですね。比較的よくマッチングする&苦手なキャラを紹介してみます。
ジョーカー
下ガンで終わる。カウンターで終わる。一瞬で死が訪れるので多分エイハとかエイガオンだけじゃなくてマハムドオンとかマハンマオンとか使ってると思う。こいつに負けたら今日はもう寝ようぜ。
ホムラ&ヒカリ
とにかくヒカリが辛い。空中で着地を狩られてたらいつの間にか80, 90%みたいなことがよくある。でもホムラも辛い。ブレイズエンドはガードしたり距離を置いたりして我慢するしかない。ただキャラが強いからか知らないけどVIP手前でも全然使いこなせていない人が多かったイメージがある。相手が上手くないことを祈っていた。
ソニック
反撃がマジで間に合わない。何したら攻撃当たるのか考えてたら試合が終わっている。
加えて復帰阻止が強いので気を抜くとマハムドオンされる。お前もペルソナだったのか。
カズヤ
こいつと闘っていると相手だけスピリッツ有りのハンデ戦をしている気持ちになる。なんか正式ルールで1on1をしている感じがしない。
適度に逃げ回るのが大事だと思う。ずっとべったりしていたら一瞬でバーストされてしまいますね。
ミェンミェン
助けて
こう見るとやっぱトルマクなんて無理だろ! って気になりますが、剣士、流行りのベレス、勇者なんかには比較的優位に立ち回れた記憶があります。重量級は結局有利なのかよくわかってないのでお互い壊し合う意味での五分でしょうか。
おわりに
いかがだったでしょうか。ガッツリ解説ではないので参考情報は少ないかもしれませんが、マックを使っている誰かの目に留まって何かを汲み取ってもらえていたら幸いです。
今後はどうするか
目標に到達して、一気に精神的な解放感が訪れたと同時に、モチベーションが失われました。VIPで高みを目指すという気持ちはありません。
実はメインキャラはルキナなのですが、オンラインでの戦績はボロボロです。彼女をVIPに連れていくのが当面の目標でしょうか。でも本音は別のゲームをやりたいです。
自分の周りの友人も言っていましたがスマブラの世界戦闘力というシステムはある種の実力系ギャンブルに感じます。やや矛盾した単語ですね(笑)。戦闘力を戻すまではやめられない、900万になるまで潜ろうのような思考はギャンブルでの損失を帳消しにしようと沼にハマっていくダメな大人の思考と本質的に通じていますね。このシステムに一喜一憂するのはかなり不毛なので、気分が悪くなったら一度スマブラを閉じて好きなアニメを見る、勝敗が関係ない一人用ゲームをやるなどして精神的なリフレッシュをすることをオススメします(冗談ではなくマジで言っています)。そもそも野良をやらずにフレンド戦だけやるのも正解の1つですよね。人読みに特化していくことにはなりますが、それはそれで楽しいです。
後日談というか今回のオチ
草 #スマブラSP #SmashBrosSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/6aXNZns9ox
— まるがりぃ (@marug_ary) 2021年12月27日